涙のち、銃声
「・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・。」
「・・あれ?・・どうした?」
「す・・凄い・・凄いです!!!
うわぁ~ドラマ見てるみたいだったです!!」
凛子ちゃんが興奮の声を上げる。
この初々しいリアクションというか・・・自分が新米だった頃を思い出す。
「じゃあ早速!
被害者 村山セイコを洗いましょう!!」
凛子ちゃんがまた全力疾走を始めたので、
慌てて追いかけて、“真田さんは走ることが大嫌い”という事を教えてあげた。