涙のち、銃声
「No.134。
所有者の名前は【堀部アズサ】。」
「調べてみますか真田刑事!?」
「・・・何か匂うな。
凛子ちゃん、事件詳細は伏せて、
交通課の捜査協力として彼女にコンタクト取ってみてくれるかな?」
「了解です!!」
300台を3人だけで回っていた事もあり、
想定以上に捜査は長引いていた。
その間、インフルエンザでダウンしていた人達が続々と復帰しているから、
交通課の人手不足は解消されようとしている。
それでも俺も真田さんも、
まだ刑事課に戻るつもりは無い。
一旦2人で川辺課長へ報告とお願いをしに行った。