ETEARNAL LOVE
「あっ!トマト・・・」
そう、
そうなのだ。
私はトマトが大好きだ。
昨日なんか三食トマトだ。
ギュルルルル
私のお腹がなる。
いつの間にか
胃の中は空っぽだった。
1つぶのトマトに
手をのばそうとする。
しかし、私は手を止めた。
勘吉の言動が蘇る。
澄んだ瞳で
マヨブロをさしだした彼。
まわりにはこんなにも
勘吉との思い出の品がある。
私はトマトをやめ、
ブロッコリーたちを並べて
勘吉への愛の言葉と
自分の名前を作った。
するとドアが空いた。
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