ETEARNAL LOVE



しかし勘吉ではない。


「あなたは・・・誰?」




「ボク?ボクはタケル。」




タケルはそっとつぶやいた。


私は下から上へ

タケルの全身をじっと見た。


足はがに股でとても短足。



まるで子ぶたのようだ。

お腹はでていて、でべそ。

おへそがぽっこりでている。


顔は・・・表現したくもない。



そして、タケルは

足のウラをかいでいる




私は混乱した。




急に関係のない人が

出てきたからだ。





自分のいる場所、

目の前にいる人物。


そしてまわりの

ブロッコリーとトマトたち。




急に意識がとび、



私の目の前はまっくらになった。






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