雨の日の恋
ザァァァ

『雨、すごいね…』

『滑らないとは思うが…気をつけないとな』

そう言って、車を出した、その時だった。

キィィィィ

『『『!?』』』

一瞬の出来事だった。

ドンッ

幸せが消えたのは…

ザァァァ

『痛っ!』

痛みが増す。
お母さん達は?
そう思って…辺りを見渡せば…

『っ!!』

そこには……大量の血を流した両親がいた。
それからのことは覚えていない。

ザァァァ

『お母さん…お父さん…?いやぁぁぁ!!!!!!』

雨なんて…大っ嫌い!
家族を奪った…。私の…大切な家族を…っ!

『……』

私は…芸能事務所のシャアハウスに引き取られた。
そこで、キャンディーの皆と、過ごすことになった。
学校はもちろん芸能人だけが通う、名門校…*ドリーム学園*
そこは…小学校から高校まで通える学校で私はずっとそこに通っていた。
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