+5℃のしずく
雲ひとつない快晴。
そんな気持ちの良い青空の下私たちは昼食のお弁当を広げる。
「光葉(ミツハ)の卵焼きもーらいっ!」
「あっ!いーもんみつはこまめのもらうし」
ひょいと私のお弁当箱から卵焼きが抜け出す。
卵焼きがあった所にぽっこりと穴が空いてるように見える。
「もう!巻き込むのやめてよねー」
冗談めかして言うと光葉が「さとち謝ってよねー」と笑う。
黒髪セミロングで丸眼鏡をかける私小豆夏音(アズキカノン)。
自分の事を“みつ”と呼ぶポニーテールが似合う菊田光葉(キクタミツハ)、前髪を上げた綺麗なロングの谷原さと(タニハラサト)。
私の隣で彼氏と電話をしている色白で黒髪ボブの染原紅(ソメハラクレナ)、黙々とお弁当を平らげる小さなおだんごあたまがチャームポイントの津坂月(津坂ツキ)の私たちは高校入学した時から仲の良い5人グループだ。
今日も、笑顔が疲れる。
そんな気持ちの良い青空の下私たちは昼食のお弁当を広げる。
「光葉(ミツハ)の卵焼きもーらいっ!」
「あっ!いーもんみつはこまめのもらうし」
ひょいと私のお弁当箱から卵焼きが抜け出す。
卵焼きがあった所にぽっこりと穴が空いてるように見える。
「もう!巻き込むのやめてよねー」
冗談めかして言うと光葉が「さとち謝ってよねー」と笑う。
黒髪セミロングで丸眼鏡をかける私小豆夏音(アズキカノン)。
自分の事を“みつ”と呼ぶポニーテールが似合う菊田光葉(キクタミツハ)、前髪を上げた綺麗なロングの谷原さと(タニハラサト)。
私の隣で彼氏と電話をしている色白で黒髪ボブの染原紅(ソメハラクレナ)、黙々とお弁当を平らげる小さなおだんごあたまがチャームポイントの津坂月(津坂ツキ)の私たちは高校入学した時から仲の良い5人グループだ。
今日も、笑顔が疲れる。