絆 ~私は必要ですか?~ 【完】
過去 私達の再会
禅さんと再会したのは………
専務に同行したパーティーから1ヶ月が過ぎようとしていたある日。
仕事を終え 帰る準備をしていた私に 専務から呼び出しがあり、急いで専務室に向かった。
普段 専務からの呼び出しや連絡は課長を通じてが通常で、直接の呼び出しなんて初めてだったから、自分が何かやらかしたのかと不安になる。
扉の前で深呼吸を繰り返し自分を落ち着かせてから扉をノックした。
「どうぞ~」
専務の声が聞こえたので、
「三浦です。失礼します。」
と 扉を開けた。
「三浦さん 急に呼び出して悪かったね。」
「いえ。何かご用でしょうか?それとも…私、何かしてしまいましたか?」
私の問いに、専務は首を左右にふりながら笑って
「(笑)いやいや 三浦さんは何もしてないよ。
ちょっと頼みがあってね。」
と言いながら、専務は私に封筒を渡してきた。
専務に同行したパーティーから1ヶ月が過ぎようとしていたある日。
仕事を終え 帰る準備をしていた私に 専務から呼び出しがあり、急いで専務室に向かった。
普段 専務からの呼び出しや連絡は課長を通じてが通常で、直接の呼び出しなんて初めてだったから、自分が何かやらかしたのかと不安になる。
扉の前で深呼吸を繰り返し自分を落ち着かせてから扉をノックした。
「どうぞ~」
専務の声が聞こえたので、
「三浦です。失礼します。」
と 扉を開けた。
「三浦さん 急に呼び出して悪かったね。」
「いえ。何かご用でしょうか?それとも…私、何かしてしまいましたか?」
私の問いに、専務は首を左右にふりながら笑って
「(笑)いやいや 三浦さんは何もしてないよ。
ちょっと頼みがあってね。」
と言いながら、専務は私に封筒を渡してきた。