絆 ~私は必要ですか?~ 【完】
☆禅side☆
女将の案内で入って来たのは、俺がもう一度会いたくてしかたなかった女性。三浦柚希だ。
パーティーで初めて会ってから、なぜかずっと忘れられなくて、誠に頼んで彼女にここに来てもらった。
誠言わく、
「禅。それは彼女に一目惚れだな!」
だそうだ。
一目惚れなんてありえない!馬鹿馬鹿しい!
と思っていたが、部屋に入ってきた彼女を見て 誠の言うことが合ってる…多分 俺は彼女に一目惚れしたんだろう。
自分の気持ちを認めたら あとは全力で俺のものにするまでだ!
俺は気合いを入れ直し、女将に食事は少し待つよう頼み、部屋に入ってきた彼女に座るように促した。
「わざわざ来てもらって悪かったね。
どうぞ座って。」
「失礼します。」
彼女が座ったのを確認し、
「以前 パーティーで会ったことあるけど、覚えてるか?」
覚えてないなんて言われたらショックだなと思いながら彼女を見る。
「はい。専務の長谷川のご友人の九条様でございますよね?ご無沙汰しております。
本日は長谷川が都合悪くなってしまったので、この封筒を預り 代理でお届けに参りました。」
と言って封筒を渡してきた。
女将の案内で入って来たのは、俺がもう一度会いたくてしかたなかった女性。三浦柚希だ。
パーティーで初めて会ってから、なぜかずっと忘れられなくて、誠に頼んで彼女にここに来てもらった。
誠言わく、
「禅。それは彼女に一目惚れだな!」
だそうだ。
一目惚れなんてありえない!馬鹿馬鹿しい!
と思っていたが、部屋に入ってきた彼女を見て 誠の言うことが合ってる…多分 俺は彼女に一目惚れしたんだろう。
自分の気持ちを認めたら あとは全力で俺のものにするまでだ!
俺は気合いを入れ直し、女将に食事は少し待つよう頼み、部屋に入ってきた彼女に座るように促した。
「わざわざ来てもらって悪かったね。
どうぞ座って。」
「失礼します。」
彼女が座ったのを確認し、
「以前 パーティーで会ったことあるけど、覚えてるか?」
覚えてないなんて言われたらショックだなと思いながら彼女を見る。
「はい。専務の長谷川のご友人の九条様でございますよね?ご無沙汰しております。
本日は長谷川が都合悪くなってしまったので、この封筒を預り 代理でお届けに参りました。」
と言って封筒を渡してきた。