絆 ~私は必要ですか?~ 【完】
家を後にした私は 弁護士の皆川先生に連絡をした。
先生は事務所でまだ仕事をしていたので時間をいただき、会いに行った。
「柚希さん。連絡もらって驚いたよ。
どういうことか説明してくれるかい?」
「先生 こんばんは。ご無沙汰しております。仕事中に時間を作っていただいてしまって申し訳ありません。実は先ほど家を出てきました。」
そう言って三年前の事から先生に話をした。
すべて説明をし終えると、
「本当に良いのかい?禅君としっかり話し合った訳じゃないだろう?」
先生は色々考えてくださっているが、
「先生 この三年間 私なりに話し合おうと努力してきたつもりです。でも、禅さんが私を避けて話し合いなんて出来る状態ではありません。
それに、二十年以上一緒だった寝室を別にしても、何も言いませんでした。それが答えじゃないでしょうか?」
それに………と秘書の間宮さんが持ってきた写真を先生に見せる。
先生は事務所でまだ仕事をしていたので時間をいただき、会いに行った。
「柚希さん。連絡もらって驚いたよ。
どういうことか説明してくれるかい?」
「先生 こんばんは。ご無沙汰しております。仕事中に時間を作っていただいてしまって申し訳ありません。実は先ほど家を出てきました。」
そう言って三年前の事から先生に話をした。
すべて説明をし終えると、
「本当に良いのかい?禅君としっかり話し合った訳じゃないだろう?」
先生は色々考えてくださっているが、
「先生 この三年間 私なりに話し合おうと努力してきたつもりです。でも、禅さんが私を避けて話し合いなんて出来る状態ではありません。
それに、二十年以上一緒だった寝室を別にしても、何も言いませんでした。それが答えじゃないでしょうか?」
それに………と秘書の間宮さんが持ってきた写真を先生に見せる。