初恋 ~頑張る女子と俺様上司の攻防戦~
普段から龍之介の帰りが遅いことは珍しくない。
その間、私は仕事をしたり本を読んだりして時間を過ごす。
イヤな時間ではない。
龍之介の書斎には建築の資料が山積みだし、図書館にもないような珍しい本もたくさんある。
それを見ているだけでワクワクしてしまう。
ピコン。
今度は母さんから。
『今日も帰らないの?』
「分からないけれど、会社に泊るかも」
『遅くなってもいいいから帰ってこられない?』
ん?
「何かあるの?」
『お父さんが・・・』
はぁー。
「また酔ってるの?」
『未来が帰ってこないのはどうしてだってうるさいのよ』
そんな・・・
その間、私は仕事をしたり本を読んだりして時間を過ごす。
イヤな時間ではない。
龍之介の書斎には建築の資料が山積みだし、図書館にもないような珍しい本もたくさんある。
それを見ているだけでワクワクしてしまう。
ピコン。
今度は母さんから。
『今日も帰らないの?』
「分からないけれど、会社に泊るかも」
『遅くなってもいいいから帰ってこられない?』
ん?
「何かあるの?」
『お父さんが・・・』
はぁー。
「また酔ってるの?」
『未来が帰ってこないのはどうしてだってうるさいのよ』
そんな・・・