初恋 ~頑張る女子と俺様上司の攻防戦~
ドタドタドタ。
走ってくる足音。

「母さん」
駆け込んできた龍之介は、4人の顔を見て言葉を詰まらせた。

「お帰りなさい」
「た、ただいま」

放心状態のまま、目を泳がせる。

「なんて顔をしてるの、まずは座りなさい」
「え、ええ」
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