☆服従ゲーム☆俺様王子は奴隷な私を溺愛中。
「希望!?」
一月君はすぐに駆け寄り、
私を支える。
……なに!? この光景?
目の前の景色が一変する。
そこはどこかの路地裏で、五人くらいの背の高い黒い影が私を見下ろしている。
影達の足はゴムのように空に伸びて、
一斉に私に襲いかかってくる。
……殺される!!
そう思ったとき、影達から私をかばうように、銀色の髪をしたあの男の子が飛び出してきた。
その直後、景色は元の屋上に戻った。
「おい希望? 大丈夫かよ!?」
「えっ?」
どうやら10秒くらい気絶していたみたいだ。
……てことは、さっきのは夢?
「でも一体…」
……あの黒い影は?
景色はなんだったんだろう、、?