☆服従ゲーム☆俺様王子は奴隷な私を溺愛中。
告白
その日の放課後。
一月君と一緒に帰る予定だったけれど、一月君は何か急用ができたらしく、私はひとりで先に帰ることになった。
「やぁ、希望ちゃん」
「あ、蓮君」
校門の近くで蓮君が話しかけてきた。
「一緒に帰らない? 僕、いまひとりでね」
「でも、クラスの子とかに誘われなかったの?」
「ああ、誘われたよ。何人かの女子にカラオケに行かないかって。でも断っちゃった」
「えっ? どうして?」
「希望ちゃんと一緒に帰りたくなってね」
と蓮君は私の手をとった。
「ほら、行こう。希望ちゃんとは話したいことがたくさんあるんだ」
「あっ、ちょっと」
私は半ば強引に蓮君と一緒に帰ることになった。