☆服従ゲーム☆俺様王子は奴隷な私を溺愛中。
朝になって気持ちが落ち着いたのか、一月君はいつものクールな雰囲気をまとっていた。
「そんなことないよ。むしろ私、一月のことたくさん知れて嬉しかった」
「そうか。次はもっと、希望の話も聞かせてもらうからな」
一月君は少し微笑んだ。
「バスケの練習は続けるの?」
「ああ。色々考えたけど、やっぱりバスケは諦めたくない。練習は続けて……いつかはジストニアを克服してみせる」
一月君の目には、昨日よりも希望を見るような光がさしていた。
「頑張ってね。私、応援してる」
「ああ、ありがとな」