☆服従ゲーム☆俺様王子は奴隷な私を溺愛中。
「どうしたんだよ希望?
誰からだ? その電話?」と一月君。
一瞬、言おうと思ったけれど、
「ううん。なんでもない」
「そっか? じゃあもう行こうぜ」
バイクは山を降り、私達の町へと帰っていく。
この日は、
一月君と恋人になれた大切な日。
だけど同時に、この日を境に、私の思い出の中で生きる銀髪の男の子の“狂愛”が、私に迫っていようとは、まだ、知るよしもなかった……。