☆服従ゲーム☆俺様王子は奴隷な私を溺愛中。
脅迫
私と一月君が付き合ってから、一週間が過ぎていた。
「ふぅ、お風呂は気持ちいいなぁ」
のんきに私が入浴していると、
「希望、一緒に入っていい?」
浴室のドアが開かれようとした。
「ダ、ダメ!」
私は全力でとめる。
「なんだよ?
別に付き合ってるならいいだろ?」
一月君は夜の甘えたいモードだ。
「そういう問題じゃないし!」
「ちっ、いいしな。明日の服従ゲームで命令してやる」
実は付き合いだしてからも服従ゲームは続いていた。
それまでの内容は、
男友達の連絡先を消す。とか、
一月君以外の男と話すのは300文字以内。とか、
一月君と一日中、キスの練習をする。とか、
……とにかく、ちょっと私を束縛するような内容になっていた。
「いつになったらあの動画消してくれるの?」浴室のドア越しに訊く。