☆服従ゲーム☆俺様王子は奴隷な私を溺愛中。
「帰りにも犯人が盗撮してくるかもしれない。僕と愛子ちゃんは引き続き希望ちゃんを守るよ。希望ちゃんがひとりで帰っているふりをして、後ろからこっそりついていってね」
「分かった。
じゃあ私はいつも通りに家へ帰るね」
「それじゃ俺らはもう少し聞き込みを続けるか」と一月君。
「そうね。まだ訊いていない人もいることだし」
帰り道を歩く。
だいたい歩いて20分の距離だ。
チラッと後ろを見ると、右側に愛子ちゃん、左側に蓮君がこっそりとあとをつけている。
二人とも尾行がうまい。
これなら、ずっと私を守っているってバレないかも。
商店街を抜け、人気の少ない道へ入る。
ここまでは何もない。
そう思ったとき、
ある異変に気づいた。