☆服従ゲーム☆俺様王子は奴隷な私を溺愛中。
その言葉に一月君は恵三さんに飛びかかり、胸ぐらをつかんだ。
「テメェ。何のために希望にそんなことを?」
恵三さんはにやっと笑う。
「あなたのためよ。一月君」
「はぁ?」
「私は一月君のことを愛しているの。誰よりも深く、激しく。だから希望なんかと一月君が付き合っていることが許せなかった。一月君の彼女に希望なんかがふさわしいわけないわ!」
恵三さんの言葉に一月君の目に強い殺気が帯びる。
「ダメだよ! 一月君!」
私が言うと、一月君は「ああ、分かってる」と言って恵三さんから手を離した。
怒りに満ちた一月君にも、私の声なら届くみたいだ。
「恵三。ひとつ私からも訊きたいわ」
と志芳ちゃん。