☆服従ゲーム☆俺様王子は奴隷な私を溺愛中。
「利用して、飽きたら捨てる
……つまり、ただのおもちゃかな?」
蓮君は平然とそう言ってのけた。
一月君の表情にかつてないほど怒りの色が帯びる。
「僕には二人の他にも、まだ何人かのペットがいるんだ。そいつらは全員、僕のと同じ動画を持っている」と蓮君はスマホをかざす。
「そいつらには、僕に何かあれば、すぐにでも動画をネットにばらまくように指示してある。だから僕には、下手に手出ししない方がいい」
それじゃ、
もうどうすることもできない……。
「さぁ、ここからは手紙なんて介さずに、直接交渉しようか…」
一月君は鞄から何かを取り出し、私の足元に投げた。
それは白いワンピースだった。
「もし、動画をばらまかれたくなかったら、希望には一月と別れて、僕のペットになってもらう。この条件に同意したなら、そのワンピースを着て、今日の20時までに桜公園に来い」
「そ、そんな…」