☆服従ゲーム☆俺様王子は奴隷な私を溺愛中。

「希望、そのアザ…?」


ブラウスを脱ぐと、私の肌にあるアザが明るみになった。


一月君は言葉を失う。


このアザは、お母さんの暴力で刻まれはものだ。


……きっとこのアザは、大人になっても消えることはない。


だから一月君には絶対に見られたくなかった。


お風呂で一月君を止めたのも、このアザを見られたくなかったからだ。


「暴力が生むのは、憎しみと涙だけ。それを使ってしまったら最後、なにひとつ、解決しないの…」


一月君は私の気持ちをくみとってくれたようで、下をむいた。そしてブラウスを持ち、私に着せた。


「でも俺は、蓮から希望を守りたい。蓮に希望を取られたくない…」
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