☆服従ゲーム☆俺様王子は奴隷な私を溺愛中。
なんとか首の皮一枚つながった。
次は一月君が攻める番。
このとき、一月君はひざをついて、息を切らせていた。
……きっと体力だけじゃない。
一月君は自分の過去と、
トラウマと戦っているんだ。
あまりにも苦しそうな一月君の姿に「もうやめて…」と私は声をかけた。
一月君は異常なほどいっぱいの汗をかいた顔で私を見ると、信じられないほど優しい表情でほほえんだ。
「大丈夫。俺はまだやれる…」