☆服従ゲーム☆俺様王子は奴隷な私を溺愛中。
「くそっ、なんで僕が!
一月なんかに! 一月なんかに!!」
蓮君は涙を流しながら悔しがり、地面を殴った。
「約束だ」と一月君は蓮君からスマホを取り上げる。
「データは削除させてもらうからな」
一月君はスマホを操作し、盗撮した動画のデータを削除した。
「ふふっ、まだ終わっていない…」
蓮君は奇妙な声で笑う。
「例え僕の持っている動画のデータを削除しようとも、僕のペット達も同じ動画を持っている。それを全部削除しない限り、希望はまだ僕の手のひらの上さ…」
「蓮。それじゃ約束が違う」
「約束? 僕はそんなのした覚えないね」
蓮君の言葉に、ついに一月君はキレて、胸ぐらをつかんだ。
「蓮! いいかげんに!」
一月君が胸ぐらをつかんだ勢いで、蓮君の首につけていた何かがシャツの外に飛び出した。