☆服従ゲーム☆俺様王子は奴隷な私を溺愛中。
私は目を見開いた。
「蓮君。それ…」
蓮君が首につけていたもの、それはあの欠けた星のネックレス。しかもそれは、私が持っている星のもう片方だった。
「ついに、知られてしまったね…」
蓮君が言う。
「じゃあ、あなただったの?
銀髪の男の子は?」
私の問いかけに、蓮君はこくりとうなずく。
「記憶喪失になっていて、ずっと気がつかなかった。でもまさか蓮君だったなんて…」
「気づかなくて当然だよ。当時の僕の名前は雪村一誓(ゆきむらいっせい)。それに髪色も、顔も変えてしまったからね…」