☆服従ゲーム☆俺様王子は奴隷な私を溺愛中。
男に見放され、お母さんは唇を震わせて、目を大きく見開いた。
「ああ、なんでいつも……神様は私の願いをきいてくれないのだろう…?」
そう言うと、お母さんは目を閉じてぐったりとした。
三秒くらい、私は魂が抜けたように頭が真っ白になり、動けなかった。
「そうだ。救急車を…」
ハッとして、私は救急車を呼んだ。
しかし、そのときにはすでに手遅れだった。
救急車が到着する5分以上前に、お母さんは私の腕の中で、息を引き取っていたからだ。