☆服従ゲーム☆俺様王子は奴隷な私を溺愛中。
「希望と出会えて、俺は本当に幸せだった」
「うん。私も…」
始まりこそは、最低の出会い。
だけど今は、その奇跡に感謝している。
「このまま抱き合ってたら、
俺達って、ひとつになれるのかな?」
一月君の腕に力が入る。
「そうすれば希望が、
俺から離れることなんてないのにな…」
一月君はそのまま、静かに眠りに落ちた。
そんな一月君の寝顔を、
私はいつまでも目に焼きつけた。
「これでお別れだね。一月君」
私はこっそりと、
一月君の唇にキスした。