☆服従ゲーム☆俺様王子は奴隷な私を溺愛中。
「なに? 文句でもあるの? 奴隷のくせに…」
お母さんが私をにらむ。
……それはお母さんが私を殴る前によく見せる目つきだ。
こうなると、もう何を言っても無駄。
それに昨日のお父さんのパジャマを着た男の発言。……もし私がここに残れば、きっとひどい目に遭うだろう。
「分かったよ…」
私は部屋にかけこみ、スーツケースに荷物をいれ、高速で支度した。
ガチャ! と部屋から出る。
「部屋の鍵はかけたけど、
絶対に私の部屋には誰もいれないでね」
「はいはい。分かったから」
お母さんが自分のお腹をポンと叩く。
……あれ?
気のせいかな?
お母さんのお腹……ちょっと大きくなった気がする。