☆服従ゲーム☆俺様王子は奴隷な私を溺愛中。

一月君は「かせよ」と私からドライヤーをとる。


「俺が乾かしてやる」
「えっ、でも…」
「いいから」


体を密着させ、一月君は私の頭をなでるみたいにして髪をかわかす。


悔しいけど、
ちょっとドキドキしちゃう。


「きれいだな。希望の髪。ずっと触っていたい」
「えっ?」


なんだか一月君の様子がおかしい!


夜になってから普段はクールな一月君が別人みたいに甘くなってる気がする!


「ああ、言い忘れてたけど、俺、こういう体質だから」
「体質?」


「だから、夜になると理性が押さえられなくなんの。……まぁ、そのうち分かるよ」


ドライヤーを終える。


「さて、12時まわる前に、そろそろ今日の分の“服従ゲーム”を始めるか」

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