☆服従ゲーム☆俺様王子は奴隷な私を溺愛中。
その日、
私は運悪く傘を忘れてしまった。
「早く帰らないとな。ご飯つくらないと、お母さんが怒るだろうし…」
悩んだ私は、なるべく濡れないように全力で走り、家に帰ることにした。
けれど家に着く頃には、かえってずぶ濡れになってしまった。
……どうしよう。こんなに濡れてたら、家が汚れるってお母さんが怒るよ。それに服だって、替えはほとんど持ってないのに。
「ごめんなさい。お母さん…」
家に入り、私が恐る恐る言うと、お母さんは意外なほど笑顔で「風邪引いちゃうから、早く服を脱ぎなさい」と答えた。
よかった。怒られなかった。
それに“風邪引いちゃうから”なんて、珍しくお母さんが私の体を心配してくれたことがうれしかった。
私は言われた通り服を脱いだ。
すると、そのとき、
「痛っ!!」