恋愛をしているときの感情程生きていると実感します

転校先の中学に入り、すぐに女の子友達も何人かできました。

自分の容姿は今までなんとも思っていませんでしたが、中学で「あのこかわいいって言われてるよ」と友達から言われ徐々に自分でも周りの視線を気にするようになりました。

何ヶ月か経ってようやく慣れてきた頃の事です。
総務係だった永吉くんに声をかけられました。そしてそれもまた笑顔で。

私は人の笑顔を見るとすぐかっこいいと思ってしまうタイプでした。
「ねえ、永吉くんかっこよくない？？」
と友達に言うと
「うっそ〜！ありえない！さつき趣味悪いよ！」
と全否定されてしまい、人に流されやすい私はすぐに慌てて撤回したのを覚えています。