恋するきみは、だれよりかわいい。
恋愛(純愛)
完
165
月瀬まは/著
- 作品番号
- 1557908
- 最終更新
- 2020/07/11
- 総文字数
- 119,246
- ページ数
- 289ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 1,389,952
- いいね数
- 165
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わたしの好きな人は
わたしのことを恋愛対象として見ていない。
眼中にすら入っていないのかもしれない。
どうにかして、大好きな先輩の特別になりたいのに……。
「あいつのことすきなんでしょ?」
「がんばりなよ」
すきな人の友達に後押しされて
少しずつだけど距離が縮まってる気がしてた。
でも、おかしいね?
彼はすきな人の友達。
「かわいいって言ってるの」
「会いたかったから来ただけ」
「それ、ずるいね」
なのに、いつも優しくて甘くて
わたしを翻弄する。
「まだすきなの?」
なんだか切ない表情もするから
胸が苦しくなる。
「おれじゃだめ?」
「おれのことすきになればいいのに」
先輩、あのね
——————わたしのすきな人は.......、
「桜音ちゃんのこと、だれよりもかわいいって思ってる」
【恋するきみは、だれよりかわいい。】
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目次
-
友達の第二ボタン
-
好きな先輩を追いかけて
-
少しでも近づきたい
-
夜桜の木の下で
-
縮まる距離と離れる距離
-
わたしが好きなのは
-
甘すぎる先輩
-
特別な存在
-
憧れと少しの後悔
-
教室できみとふたりきり
-
がんばる理由
-
約束と宣戦布告
-
きみを独り占め
-
すきだけじゃ足りない
-
きみがいちばん
-
あとがき
この作品のレビュー
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