【完】君と一生を
トントントン…
地下に降りて行く。
シンが頑丈な扉を開けると、レンが飛びかかってきた。
「ご飯美味しかったよ!ありがとう!」
「あぁ、それは良かった。
じゃあ食器を持って上に行こうか。」
「はーい!」
「シン…。」
シンとリンは目線を交わした。
「…そう。
さぁレン、上で食後のお遊びしましょ。」
「やったぁ!
今日は僕ボールがいいな!
シン兄ちゃんも一緒にやってね?」
「あぁ、一緒に遊ぼうな。」
レンはやったぁ!とシンとリンの足元を駆け回る。