好きです。先輩 2
そう笑顔でいうと

「フッ、上等だ」

そう言った隼人先輩はいつもの隼人先輩だった。


「希衣、行くぞ。」

「うん!」

マネージャーバックを持ってコートへ向かった。

隼人先輩の背中はもう自信に満ち溢れていた。

その背中に

「がんばれ」
< 139 / 200 >

この作品をシェア

pagetop