幸せいっぱいって・・・
「なぁ、あすかのこと頼むな。あいつ練習のときもしんどいとか言わねぇからさ。毎年熱中症になんの。水分も強く言わなきゃちゃんと飲まねぇの。倒れてから気づくんだよな。」

「俺が飲ませますよ。ってか俺がいて倒れるなんてさせません。守るんで。俺が」

「ははは、翔。お前はいいやつだ。頼んだ」

「はい。あいつだけは絶対守りたい。そう思うんです」

そこまで言うと

トントン

窓をノックされてみると

「兄貴?!」「拓也さん!」

「よっ」
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