*HIKARI*
いくら違うと言っても、からかってくる2人から逃げ


廊下を歩けば、光に出会す

ペコリとお辞儀されても
いつもは、無視を決め込む

しかし、今日は沖田から声をかけた

「あんたの家族、いつ帰ってくるんだ?
早くここから出てってくれよな!」

「…」

光は、沖田が先の角を曲がるまで頭を下げ続けた

沖田に冷たくされる理由がわかっていた
それ故に、何も言い返せなかった




光は、手伝ってくれる隊士らの
相談役になっていた


「光さん!ありがとう!また聞いてくれる?」

「はい!私で良ければ!」






隊士らの士気も上がり、仕事に専念出来るようになったのは、光のおかげだと近藤が光を労った






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