*HIKARI*
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沖田は、刀を握り治す

汗がどんどん溢れてくる



ふと、平隊士らが光を妹だと可愛がる姿を思い出し
光が自分を兄と重ねていることを思い出す





「俺が…助けてやる…」





気合いを入れて戸を蹴り、部屋に入る





部屋には、月明かりが差し込み
光が横たわっている姿がしっかりと見えた


敵をひとりふたりと倒していく



最後のひとりが沖田の前に立った時
明らかな体の不調を感じ、肩を上下する
乱れた呼吸が整わない

刀を交え

焦りが強くなる


「兄上?」


光が目覚め、朦朧と沖田の足元から見上げる

体調の悪さを感じしっかりと覚醒する

「沖田さん!?大丈夫ですか!?」

「嫌だな… 君と心中とか…」


ふらつく沖田を強引に座らせた

「何すんだよ!」

抗議の声は、小さく
体全体に力が入らなかった


光が沖田の刀を手にし、敵と対峙する



その構えは、美しく
沖田は、目を見開く

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