*HIKARI*
「光… 光ではないか!?」


客人が光の肩に手を置く

光は、微笑む

「お久しぶりでございます… 兄上」


家族の再会だと喜ぶ幹部ら
土方は、光に違和感を覚える


いつも通り、沖田は関心を持たない




「光を連れて帰る
光、荷物をまとめなさい」






客人 秋山泰助は、幕府からの使者だった

光の苗字を聞いたことが無かった
兄の勤め先を知らないことも不思議だった
何より
兄が帰ってきたと喜び家を見に行った
あの時の光ではなかった



「秋山殿、光の送別の宴をします
明日、迎えに来て下さい」




< 50 / 96 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop