キミ、依存症


私の逃げ場はもう後ろしかなくて、すぐにトンっと背中には硬いコンクリートを感じた。


「ね、菜乃ちゃん。答えて?」


なんで、私は会って二回目の先輩に付き合ってと言われ


しまいにはキスをされてるのか全くわからない。


おまけにこんなにも至近距離で話されれば、いくら好きじゃなくてもドキドキするじゃん。


「…初めてじゃない、です」

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