キミ、依存症


「…襲われたいの?」


そういえば菜乃は教室に戻ると思っていたのに


「……うん」


そう言いながら俺の胸の中で小さく首を縦に振った菜乃。


ちょっとこれは想定外。俺の心の準備ができてなかった。


そっと距離をとった菜乃。


「ハ、ハルになら襲われたい…」


袖をつかむ菜乃があまりにも可愛すぎて、もう我慢の限界。


「わっ…!」


菜乃を抱き上げて近くの机に座らせる。


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