キミ、依存症



まだ耳に残るハルの声。


私の意識が飛びそうになると何度も名前を呼んだハル。


最後はもう限界であまり覚えていないけど、何か大事なことをハルは言っていた気がする。


「シャワー浴びなきゃ」


重い足取りで脱衣所に行って、服を脱いだ時に気づいた


「これって…」


首筋についた赤い痕。


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