きみが幸せなら、僕も幸せです。


「あのね、お祭り誘ってもらっちゃた!」

きみのうれしそうな顔。


「やっぱり浴衣だよね~!何にしよう!」

こっちまでうれしくなってくる。


「どんな色とか柄が好きかなあ?」

でも、きっと彼しか見ることができない表情があるんだよね。


「…かわいいって思ってもらいたいなあ」

ああ、胸にチクンと何かが刺さったみたいだ。



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