きみが幸せなら、僕も幸せです。


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雲一つない、スッキリとした天気。

おかげで、目の前に広がるひまわり畑が絵になっている。


「はな~!捕まえちゃうぞ~!!」

「嫌だ~!はな捕まらないもん!」

キャッキャッと母親と子どもが戯れているのを見て、ベンチに座っている僕は自然と顔がほころんでいた。


「あっ」

そのとき、ピュンっと風が吹き、子どもが被っていた麦わら帽子が少し遠くにいた僕の足元まで運ばれてきた。



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