りぃこい!
〜♪。.:*・゜♪。.:*・゜♪。.:*・゜
「〜♪」
「う……ゆう……優羽!」
と、母に呼ばれ付けていたワイヤレスのイヤホンをポンっと抜いた。
「え、もう着いたの?」
「そうよ、早く降りなさい。」
私、新井田 優羽。14歳。
母が再婚して東京に引っ越すことになりました。
車から降りると、私は自分の荷物だけ持って『再婚相手』の家に入った。中に入ると、玄関で待っていたらしく、2人の男性が待っていた。
「こんにちわ。」
と、優しく声を掛けてくれたのがわたしの義兄さんになる人。
静かにぺこりと頭を下げて、2階の新しい私の部屋に行ってみた。
なんと、義兄さんと部屋が一緒だったのだ。
「ごめんね。うち、狭いんだ。」
はぁ…………最悪。
そういえば、義兄さん。さっきから話してるの聞いてるとなんだかいつも聞いてる声に聞こえる。
「はぁ……………………。莉犬くんグッズ捨てられた……」
すると、莉犬くんという言葉に反応したのか、こちらを向いて、こう言った。
「ええぇ!?き、気付いちゃった!?俺が莉犬って事……」
え、ぇぇえええええええええええええ!???!!!??
り、莉犬くん!?再婚相手の息子が?
「え、えぇ!?り、莉犬くんなんですか?え、ちょっと待って分かんない……!」
続く
「〜♪」
「う……ゆう……優羽!」
と、母に呼ばれ付けていたワイヤレスのイヤホンをポンっと抜いた。
「え、もう着いたの?」
「そうよ、早く降りなさい。」
私、新井田 優羽。14歳。
母が再婚して東京に引っ越すことになりました。
車から降りると、私は自分の荷物だけ持って『再婚相手』の家に入った。中に入ると、玄関で待っていたらしく、2人の男性が待っていた。
「こんにちわ。」
と、優しく声を掛けてくれたのがわたしの義兄さんになる人。
静かにぺこりと頭を下げて、2階の新しい私の部屋に行ってみた。
なんと、義兄さんと部屋が一緒だったのだ。
「ごめんね。うち、狭いんだ。」
はぁ…………最悪。
そういえば、義兄さん。さっきから話してるの聞いてるとなんだかいつも聞いてる声に聞こえる。
「はぁ……………………。莉犬くんグッズ捨てられた……」
すると、莉犬くんという言葉に反応したのか、こちらを向いて、こう言った。
「ええぇ!?き、気付いちゃった!?俺が莉犬って事……」
え、ぇぇえええええええええええええ!???!!!??
り、莉犬くん!?再婚相手の息子が?
「え、えぇ!?り、莉犬くんなんですか?え、ちょっと待って分かんない……!」
続く