キスの位置。~嫌いな筈の彼と歪んで、直って。~
1話ー君は誰?…ー
『…』
どっかで見た気がする隣の人。
思い出そうとすると頭が痛む。
まるで忘れさせようとしてるみたい。
顔は世に言うイケメン。
私の前の席の女の子なんか、可愛いと少し騒いでる。
確かに可愛いタイプな顔立ちだけど、猫みたいに見える。
子猫じゃなくて成人っぽい。
近所に住む、大人びた美しさと可愛さを持つ猫。
そんな、存在。
少し不思議な存在。
私は先生の指示に従って、よろしくお願いしますと言う。
彼はよろしくとだけ、目も合わせずに言った。
その声はどこか引き込まれる物が有って、どこか、懐かしかった。
何故だろう…?
どこかでかなり前に会ったのかな…?
でも、私は転校する前の記憶があまり無い。
まぁ、人よりも転校したのが9月だったので、一クラス多く覚えているので、記憶が薄れるのもおかしくない。
そもそも、心から信じられる友達も少なかったし、あまり、楽しくなかった気がする。
一体、君は…
誰なの?
どっかで見た気がする隣の人。
思い出そうとすると頭が痛む。
まるで忘れさせようとしてるみたい。
顔は世に言うイケメン。
私の前の席の女の子なんか、可愛いと少し騒いでる。
確かに可愛いタイプな顔立ちだけど、猫みたいに見える。
子猫じゃなくて成人っぽい。
近所に住む、大人びた美しさと可愛さを持つ猫。
そんな、存在。
少し不思議な存在。
私は先生の指示に従って、よろしくお願いしますと言う。
彼はよろしくとだけ、目も合わせずに言った。
その声はどこか引き込まれる物が有って、どこか、懐かしかった。
何故だろう…?
どこかでかなり前に会ったのかな…?
でも、私は転校する前の記憶があまり無い。
まぁ、人よりも転校したのが9月だったので、一クラス多く覚えているので、記憶が薄れるのもおかしくない。
そもそも、心から信じられる友達も少なかったし、あまり、楽しくなかった気がする。
一体、君は…
誰なの?