キミにコイしてた。
先輩が「いいよ」
と言った返事を
聞くこともなく あたしは
走って逃げてしまった。
(恥ずかしすぎる!!)
息を切らしながら教室へ戻った。
(言った以上は……
ちゃんと伝えなきゃ
ダメだょね。)
ひとり教室で
あたしは考えてた―
(でも もしかしたら先輩に彼女とかいるんじゃ…)
(でも そんなウワサも聞いたことないな―)
カリカリカリカリ……。
黒板にイタズラ書き。
相合傘にあたしと先輩の名前―。
(ユイ・ケン)
(この傘の通りになれたらいいな。)
バカみたい。あたし―。
半分自分にあきれた。
すぐ消した。
と言った返事を
聞くこともなく あたしは
走って逃げてしまった。
(恥ずかしすぎる!!)
息を切らしながら教室へ戻った。
(言った以上は……
ちゃんと伝えなきゃ
ダメだょね。)
ひとり教室で
あたしは考えてた―
(でも もしかしたら先輩に彼女とかいるんじゃ…)
(でも そんなウワサも聞いたことないな―)
カリカリカリカリ……。
黒板にイタズラ書き。
相合傘にあたしと先輩の名前―。
(ユイ・ケン)
(この傘の通りになれたらいいな。)
バカみたい。あたし―。
半分自分にあきれた。
すぐ消した。