キミにコイしてた。
席について
ぼーーっとただ黒板を
見つめていた。


告白のイメトレをするわけでもなく

ただぼーーってしてた。

余裕があるわけじゃない
自信があるわけじゃない

なんでだろう??

先輩に気持ちを伝えることができたら
それだけで満足な気がしてきた


彼女になれなくてもいい―

ありえないし。

こんなあたしが先輩の彼女だなんて……。

身のほど知らずもいいとこだょ…。


そんなマイナスな考えに浸りすぎていた。

ぼーーっと考えすぎて
時が進んでいることも忘れてた。

(ヤバい!校庭に行かなきゃ。先輩がもしかしたら待ってるかも。)
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