先生と準備室 後編
お店の外見でわかる。

わたしが普段買っている服より何倍も

高いだろう。

「いいから。俺がプレゼントしたいの」

もぉ、行くよ。そう言われて手を

引かれお店に入った。

「いらっしゃいませ〜!」

中から聞こえる店員さんの声。

その内の半数は男の人。

声で少しビビる。

「あ、どうも」

「あ!凌久さん!お久しぶりです〜!」

1人の店員さんに凌久が挨拶をし

その人も凌久に挨拶を返す。

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