先生と準備室 後編
リビングは真っ暗で佳奈は部屋に

閉じこもったってすぐにわかった。

「うぅ…んっ…ヒック…」

ドアを開けようとすると鍵がかかっていて

耳をすますと泣き声が聞こえた。

佳奈に

カバン置いとくよ。と

好きなのは佳奈だけだ。と、伝えた。

すると

好きだよ。凌久。

と泣きながらだけど俺が一番言って欲しい

言葉を言ってくれた。

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