先生と準備室 後編
頭を優しく撫でられ凌久はキッチンへ

行った。

薄っすら目を瞑り、凌久の匂いがする

布団を被っていると心地よくて寝てしまった。

ーーーーーー…

「かな…佳奈…?出来たよ」

「ん…」

凌久の声と体が揺さぶられる感覚で目が

覚めた。

「んふふ。おはよ。起きれる?」

背中を支えてもらいながら起き上がる。

「わぁ…いい匂い…」

起き上がるといい匂いがしてた。

ベッドから出て立ち上がると膝がガクンと

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