先生と準備室 後編
食べてくれたんだ…洗い物までして…

美味しかったって聞こえたのはこのことか…

私は冷蔵庫からお茶を取り出して

コップに入れ飲んだ。

「何…これ」

寝ていた時は気づかなかった。

今、立ってお茶を飲んでいる時に気づいた。

リビングのテーブルに何かある。

黒を基調とした大人っぽく綺麗な箱。

それを持ち上げて手のひらに乗せると

その箱の下に手紙が。

「っ…!」

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