先生と準備室 後編
「いつでも…学校でも身につけれる物…」

凌久が身につけてくれるものがいい。

「なんだろ…」

「あ!腕時計が良いです!
前、凌久が欲しいのあるって言ってました。
私それ、覚えてるんで!」

「そっか!じゃあ、時計屋さん行こう」

犬山さんに連れられやって来た時計屋さんは

男性ばかりで少し心細かった。

だけど犬山さんが居てくれるから安心。

「いらっしゃいませ、どちらをお探しか
決まっておりますか?」

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